こんにちは
福井に1人しかいない
ニューヨークで 宝石鑑定士&
東京で パールのシニアアドバイザーを取得。
宝石輸入製造業10年のキャリアがあり
これまで延べ10万個以上の
ダイヤ・真珠を見続けてきたジュエリーのプロが
高品質・相場より安い問屋価格で
素材・品質・デザインにこだわったジュエリー。
おもてなしの精神でお客様とかかわり
最高のご提案・ご満足を頂く
福井裁判所近く ジュエリー土屋です。(予約制)
今日は真珠の「巻き(マキ)」について
真珠の「巻き(マキ)」は真珠の「照り(テリ)」と
密接な関係にあるので
専門的ですが 覚えておくと
真珠を購入する際に 役に立ちますよ♪
まずは
巻き(マキ)とはなに??
ということですが
これはまず真珠の構成構造を
ちょっと知ってください♪
真珠って こんな感じになってます??
真ん中の白い球体が
「核」といわれる
ドブ貝などの淡水真珠の貝殻で作られたものです。
そして 青い部分が
「真珠層」の重なりです。
真珠層1枚の厚さは
約0.3~0.8マイクロメートル(1/1000mm)
※ 旭化成のサランラップが
平均11マイクロメートル=0.011mmらしいです。
この層が重なりが真珠を真珠に足らしめてると
いいますか。。。
イメージしやすくすると
このアコヤ貝のテリが出てる部分(これも真珠層)が
核の部分にキレイに巻き付いたものです♪
そして 「巻き(マキ)」とは
この薄い真珠層が重なってできた
厚さのことを指します♪
そして
この「巻き(マキ)」の質が良いほど
真珠の「照り(てり)」が良くなります♪
ここポイントで
「巻き(マキ)」が厚いから
真珠の「照り(テリ)」が良いのでなく
図のように
繊細な真珠層が
キレイなバームクーヘンのように揃うことによって
独特の輝きが生まれます。
繰り返しになりますが
この「巻き(マキ)」の質が良いほど
真珠の「照り(てり)」が良くなります♪
ですから 単純に
真珠層の厚さの0.8㎜真珠の方が
0.5㎜の真珠よりも「巻き(マキ)」が厚いから
良いというのは???
ということになります。
もちろん
0.6㎜の質の良い「巻き(マキ)」の真珠と
0.4㎜の質の良い「巻き(マキ)」の真珠では
0.6㎜の質の良い「巻き(マキ)」の方が
「照り(テリ)」の良い真珠であり、高価になります。
しかし 真珠層が薄くても
質の良い「巻き(マキ)」の真珠の方が良いのかとの
疑問も出てくると思いますが
それは実際に目で見ていただいて
確認しましょう♪
ご興味もたれた方に
お薦めのセミナーがあります♪
6月3日㈯に
ハピリン2F WiLさんで
「はじめての真珠講座」を
開催致します♪
日本真珠振興会認定
シニアアドバイザーの私が
・真珠の歴史
・真珠ができるまで
・真珠の種類
・真珠の美しさ
・真珠のメンテナンス
について
テキスト 動画
そして実際に真珠を
目で見て 手にふれて
明るく 楽しく 学んで 役に立つ
お時間を御提供いたします♪
皆様のお問合せをお待ちしております。
P.S.
詳細はこちらのブログ
3月にピノリさんでの開催時の様子
http://jewelry-tsuchiya.com/wordpress/archives/jewelrytsuchiya/1502
お申し込みはこちらから
http://www.pearlexperts.net/theme254.html
P.S.のP.S
できるだけ早く
「はじめての真珠講座」を受講希望の方は
こちらをごらんください
4月は28日(金)開催です♪
TEL:0776-28-2870