福井で見る・できる!!10年・20年・30年後も輝く婚約指輪の為のダイヤ選びの方。(カット編)

 

こんにちは

福井に1人しかいない、ニューヨークで宝石鑑定士を取得、

東京で宝石輸入製造業10年のキャリアがあり、

これまで延べ10万個以上のダイヤモンドを見続けてきたジュエリーのプロが、

高品質・相場より安い問屋価格で婚約指輪・結婚指輪・真珠をご提案・ご満足頂く、

福井裁判所近く、ブライダルジュエリー専門店ジュエリー土屋です。紹介予約制

 

 

福井で見る・できる!!

10年・20年・30年後も輝く婚約指輪の為の賢いダイヤの選び方について

すこし、専門的なダイヤモンド(裸石)の説明を交えてながら書いていきます。

 

ダイヤモンドの価値・価格は、4Csの総合評価で決まります。

 

こちらが、日本を代表するダイヤの鑑定機関

中央宝石研究所の鑑定書です。

 

スキャン_20160511

 

4Csとは、この左側に書いてある

カラット、カラー、クラリティ、カットのカテゴリーになり

ダイヤの質を評価していくグレードです。

 

さて、今回は、カットです♪

 

Cut カット

 

カットとは、ダイヤモンドの表面に施されたカット面のプロポーション

(正確なポジション・サイズ・角度)とフィニッシュ(研磨状態と対称性)の評価です。

カラット・カラー・クラリティ―のグレードは、天然の状態で評価がきまりますが、

カットだけが、唯一、人間の技術が関わるグレードとなります。

 

実は、ラウンドのダイヤモンドは、どうしたら輝くかの公式があります。

アイディアルシェイプ(理想の形)とでもいいましょうか。

これは、1919年に数学者でもあるマーセル・トルコウスキーによって発明された公式で、

90年以上たった今でも、最も重宝されています。

 

鑑定書 カット2

上記の図は最高グレード、エクセレントカットのダイヤのプロポーションです。

ダイヤモンドの直径を100%と仮定した場合、ダイヤの高さは約62%

クラウン(上半身)とパビリオン(下半身)の高さの割合は、

約 (16%) 1:2.7 (43.5%)

クラウンの角度は約35度 パビリオンの角度は約40.8度 などなど

この割合で、カットすれば、ダイヤモンドは、間違いなく輝きます。

ですから、いかにこのアイディアアル・シェイプ(理想的な形)に

近づけるか近いかが、カットグレードの基準になります♪

 

よりグレードの高いカットにする為には、

ダイヤの重さ大きさを削っていくことになります。

例えば、1.02カラットのベリーグットのダイヤモンドをエクセレントカットにしたい。

でも、エクセレントにするために削ることで、0.99cカラットになってしまう危険性がある。

という、とてもセンシティブなポイントになります。

 

 

45

ダイヤのカットグレードは、コンピュータによって

いかにアイディアㇽカットに近いものかを判断され、グレーディングされます。

 

Excellent エクセレント

Very Good ベリーグッド

Good グッド

Fair フェアー

Poor プアー

 

もちろん、カットの良いダイヤほど良く輝きます。

一般的には、ベリーグッド以上がブライダルに相応しいとされ、

最近では、エクセレントより上の、さら輝くとされる、

ハート&キューピット(下の写真参照)や トリプルエクセレントも人気です♪

 

HC鑑定書

 

さて、カラット・カラー・クラリティの時と同じで、

カラット・カラー・クラリティが同グレードの場合、

価格はどうなるのでしょう。

トリプルエクセレント&ハート&キューピッドとエクセレントでは、

約15%違います。エクセレントとベリーグッドだと、約10%違います

ベリーグッドとグットでも約10%、グッドとフェアーでは、約20%~30%違います。

 

上述した通り、ベリーグッド以上が、ブライダルに相応しいグレード

(僕自身もそう思います)

その場合、たとえば、

トリプルエクセレント&ハート&キューピッドで、1,000,000円のダイヤは、

ベリーグッドでは、1,000,000円×0.85(エクセレト)×0.9(ベリーグッド)=765,000円

位になり、このような価格の差が生まれます。

 

 

ここで、前回、前々回とのダイヤの大きさ、カラー、クラリティを比べた画像を

もう一度見てみましょう♪

 

左から1カラット・0.7カラット・0.5カラット・0.4カラット・0.3カラット・0.2カラット

の順に並んでいますが、カットの違いわかりますか???

 

正解は、3EX H&C(1カラット)・VG(0.7カラット)・3EX H&C(0.5カラット)

・3EX H&C(0.4カラット)・3EX H&C(0.3カラット)・3EX H&C(0.2カラット)の順です。

 

申し訳ございません。m(__)m

写真じゃ絶対わかりませんよね^^;

カットは、ダイヤモンド中で光を反射させて輝かせることですので、

実際にご覧いただかないとその違いはお伝えできません。

 

ただ、カラーやクラリティ-と違い、カットの違いは分かり易いです。

簡単にいうと、キラキラ度が違います♪

厳密にいうと、キラキラの細かさが違います♪

これまで、何百組という方に、実際にその違いを見て頂いてますが、

皆さんその違いを認識されています。

ですので、カットグレードは、ダイヤモンドの選ぶ際の重要なポイントだと思います。

 

次回は、これまでご説明してきた4Csを踏まえた上での

10年・20年・30年後も輝く婚約指輪の為のダイヤ選び方をご提案します♪

 


あなたに幸せと輝きをお届けできる日を楽しみにしています。
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2016/5/16

年末のご挨拶
"箱パカ"と"プロポーズリング"と"オルコス"について
ジュエリー業界誌JAPAN PRECIOUSに掲載
パールスペシャリスト認定記念!真珠フェアー開催!!
真珠検定の最高峰 福井県唯一のパールスペシャリスト認定のご報告。

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